2024年12月1日(日)に山形県の酒田市武道館にて「こども赤ちゃんEXPO 2024 in 酒田」を開催しました。当日は会場に871名のファミリーが来場し、地元で子育てを支援する出展者へ子育ての悩みを相談したり、体験や講座に参加したりするなど、親子で楽しむ様子が見られ、地元新聞社からの取材も入りました。
こども赤ちゃんEXPO開催の背景
子育てファミリーに楽しみや正しい情報、繋がりを提供することを目的として、2023年3月より非営利で開催しているこども赤ちゃんEXPOは、これまでに宮城県、秋田県、山形県、静岡県、茨城県で開催し、今回で8回目の開催となりました。
山形県酒田市での開催のきっかけとなったのは、2023年8月に酒田に住むママさんから届いた1通のメッセージでした。「酒田には何もない、子育てしにくい地域、という印象を払拭したい」との想いを受けて2023年12月に酒田市で初開催し、来場者や出展者より「また開催してほしい」と多くの声をいただいたことから、2024年6月より再開催に向けて企画がスタート。
今回は酒田市と一般社団法人日本マタニティフード協会からの後援、地元を中心とする45社の企業からの協賛、37団体のブース出展により開催が実現しました。
昨年は1000名を超える来場者が訪れて会場内外が大混雑したことから、今回は事前予約の2部制で各回150組限定としましたが、予約を開始すると第1部は即日満席。当日までに第2部を含む全ての予約が満席となり、キャンセル待ちの要望も多数聞かれました。
今回はベビーマッサージや手形アートなど過去回でも人気のブースに加え、フェイスペイントやヘアケア体験サロンなどが初出展。頬のクリスマスペイントやカットしてもらった前髪で記念撮影をする親子の姿が多く見られました。
昨年大人気だったこどもDJブースでは、酒田市のマスコットキャラクター「もしぇのん」と庄内ヤクルト販売株式会社の「ヤクルトマン」が子どもたちと一緒に音楽に合わせて体を動かし、盛り上がりを見せていました。企業ブースでは、ヤクルトの詰め放題には行列ができ、野菜摂取量を測定する「ベジメータ」では日頃の食生活を見直すきっかけとなりました。
また、事前に予約をした限定100組様には、企業からの協賛品が詰まったお土産をプレゼント。受け取った参加者からは事後アンケートに「とっても興味深い物も多く、素敵な商品を知れたのも嬉しくてお家に帰ってからも大満足でした!」との声もいただきました。
参加者からの声
イベント終了後の来場者アンケートでは、「雰囲気もよくて楽しかったです」「気になっていたものを無料で体験する事ができ、とても素晴らしいイベントだと思いました」「最後まで飽きることなく時間が足りない!と思うくらいあっという間でした」など好評の声が多くありました。過去開催でも満足度は毎回90%を超えておりますが、今回は過去最高の95%を超える数字となり、「また開催してほしい」「年2回開催してほしい」といった要望も聞かれました。
学生ボランティアの協力
前回の酒田開催より、こども赤ちゃんEXPOの開催時には「学生にも地元の子育て支援の様子を実感してもらいたい」「地元で子育てをするイメージを持ってもらいたい」という想いから、学生ボランティアに運営協力を依頼しております。今回は酒田南高等学校から12名、酒田光陵高等学校から4名、東北公益文科大学から2名、社会人2名がボランティアとして参加。準備や片付け、各ブースでの受付やDJブースでお子様と一緒に踊るなど、普段関わることのない世代との交流の場となりました。参加した学生からは「お子さんと一緒に保護者の方々も楽しんでいたことが印象的でした」などの感想が聞かれました。
こども赤ちゃんEXPO 今後の展望
こども赤ちゃんEXPOは、2025年にも全国各地での開催を予定しており、イベントの共同主催や協賛を受け付けております。ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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